一級建築士事務所 エイチ・アーキテクツ

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12月

スケートリンク

スケート全日本選手権大会のチケットを頂いて見に行きました。オリンピック出場選考でもあり、真剣勝負の白熱した滑りが素晴らしい!テレビ観戦は解説もあり細部まで楽しめますが、ライブでの観戦は自分の五感を通しての体験でまた違った感動がありました。

公式国際試合でさえも、スケートリンクは室内競技場での仮設が一般的です。実はスケートリンク設置は比較的簡単で、海外の商業施設計画では初期投資の少ないエンターテイメント施設として度々企画されます。ロックフェラーセンターのスケートリンクは冬の風物詩として有名ですが、その歴史は建物創建当初の1936年までさかのぼるそうです。また、最近ではドバイのような暑い国の商業施設でも、石油での火力発電コストが低いためかスケートリンクが設置され人気があります。享楽的なエネルギーの浪費は決してエコではありませんが…

スケートリンク

 

 

 

 

 

 

半袖&ランニング姿のスケーター@ドバイ商業施設

モンステラとミッドセンチュリー家具

開業のお祝いに頂いたモンステラが一年で3倍程度の大きさに成長しました。熱帯アメリカ原産の観葉植物で、英語のモンスター(怪物)と語源を同じくするように葉の形が奇怪で独特です。

本家アメリカでは1950年代頃から観葉植物として普及し、いわゆるミッドセンチュリー(1950~70年代)家具のインテリアによく登場することでも有名です。ジョージ・ネルソンやイームズ夫妻のモダンデザインは当時奇抜で新しく、それまでの観葉植物とは趣の異なるモンステラの新奇性がマッチしたのではないでしょうか?

50年経った今でもミッドセンチュリー家具は人気があり、モンステラもよく見かける観葉植物となっています。新しいものが次々と現れる中で古典として生き残ったのは「標準化しない魅力的な個性」があったからだと思います。

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古びないスヌーピー

昔、子供の頃にNHKで放送されたスヌーピーをよく見ました。セリフが長く、話はよくわからなかったのですが、スヌーピーのしぐさが愛らしくてファンになりました。六本木で開催中のスヌーピー展に子供を連れて行ったところ、子供も大好きとのこと。自分の子供なので自分と好みが似ているのは当たり前かもしれませんが、いつまでも古びないスヌーピーの魅力に感心しました。

スヌーピーが登場する「ピーナッツ」の新聞連載は1950年に始まり、1960年代初頭にはほぼ後の完成形へと至っています。連載当初の「ピーナッツ」は丁寧に描かれていて、背景もより具体的に当時のアメリカの街並みや文化を描写しています。そのためか、初期の作品は幾分古臭さを感じるのですが、段々と背景が省略されて人物(と犬)のみを抽象化して描くスタイルへと変化します。芝生と低木がある屋外の場面がほとんどで、子供たち以外の大人は登場せず声のみで表現されます。話題も「生き方」や自分自身の「存在」について問うような根源的で難しい内容が多くなります。

この「抽象化」と、時代を超越した「哲学的ストーリー」が50年以上も古びない理由なのでしょうか?いや、何よりスヌーピーの卓越したキャラクターデザインにつきるのかもしれません…

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ブリコラージュ

娘のレゴ作品で「屋台芝刈り機」。屋台でありながら芝刈り機でもあるらしい…売れないときは芝刈りをするそうです。何と合理的(?)な発想でしょう!

大人だと思いもつかない子供のブリコラージュ(身近なものの寄せ集め)がいつも新鮮で刺激的!

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